朗読 坂口安吾『桜の森の満開の下』

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  • Опубликовано: 15 сен 2024

Комментарии • 3

  • @user-qj1hs1nv9c
    @user-qj1hs1nv9c Год назад +2

    声があってますね。女性の美しさに平伏する作品ですからね。坂口安吾の最高傑作のひとつでしょうが、明らかに山桜(本居大人の大和ごころ)ではなく、ソメイヨシノ(江戸後期~)を想定しているから、其処さえどうにかしてくれていたらなぁ。戯画化された平安の都模様は、源氏物語の"大和ごころ"、"もののあわれ"さえ捉えている。小林秀雄氏の作品或いはRUclipsの講演を知ると、良く分かりますね。素晴らしい作品ありがとうございます。本当に懐かしい気持ちを味わっています。

  • @hiromori4400
    @hiromori4400 8 месяцев назад +1

    坂口安吾が30年代に日本文学界にデビューした頃からずっと描いているものは、日本文化と思われている虚構から堕落した遠い古代から続く日本文化の向こう側である慣れ親しんだ自分の知る日常という「無い世界」なんですよね。ナンセンス。
    この小説が書かれた頃に明治時代からドイツのゲルマン魂風の集団主義文化の日本が敗戦によって表面的に変化しますが坂口安吾が表現し続けたナンセンスには至らず辺境の田舎者の国ではゲルマン魂的集団の模倣は今も続いているという桜の下の寒さ。